export to e2studio [lang:ja]

e2studio+OpenOCD のデバッグ手順を示します

環境

/media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-cmsisdap-component.png

準備

Windowsのシリアルドライバをインストールする

CMSIS-DAPの設定のため、以下にある、最新のwindows用シリアルポートドライバをインストールしてください。 https://mbed.org/handbook/Windows-serial-configuration

e2studioのインストール

e2studio 5.0以降, をダウンロードし、インストールします。

OpenOCDのインストール

OpenOCD v0.10.0-201601101000-devのexeファイルをダウンロードし、インストールします。
e2studioが32bitアプリケーションのため、必ず32bit版をインストールしてください。

OpenOCDの設定ファイルのコピー

renesas_gr-peach.cfgをOpenOCDのscripts\boardディレクトリにコピーしてください。

  • 32-bit windowsの場合:
    C:\Program Files\GNU ARM Eclipse\OpenOCD\0.10.0-201601101000-dev\scripts\board
  • 64-bit windowsの場合:
    C:\Program Files (x86)\GNU ARM Eclipse\OpenOCD\0.10.0-201601101000-dev\scripts\board

OpenOCDアドインをe2studioにインストールします

Information

この作業は、e2studio ver5.2未満をご利用の方のみ必要です。

  1. e2studioを起動します.
  2. [ヘルプ]メニュー→[新規ソフトウェアのインストール]
  3. [作業対象]に「 http://gnuarmeclipse.sourceforge.net/updates 」と入力し、「追加」ボタンを押します。 /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-add-soft.png
  4. [GNU ARM C/C++ OpenOCD Debugging]にチェックを入れ、[次へ>] ボタンを押します。 /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-add-soft02.png
  5. 指示に従いインストールを行い、e2studioを再起動します。

OpenOCDのインストールフォルダを設定します

  1. [ウインドウ]メニュー→[設定]メニューを選択します。
  2. [実行/デバッグ]メニューの下の[OpenOCD]を選択します。
  3. [Folder]にopenocd.exeが格納されているディレクトリを指定し、[OK]ボタンを押します。

e2studio環境でのビルド

E2studio用プロジェクトのエクスポート

  1. mbedコンパイラに移動します。
  2. エクスポートするプログラム上で右クリックします。
  3. "エクスポート"を選択します
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/export1.png
  4. ターゲットに"Renesas GR-PEACH"を、
    ツールチェーンに"e2studio"をそれぞれ選択し
    "エクスポート"を押します
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-export.png
  5. ダウンロードされたzipファイルを展開します。

e2studioにインポート

  1. e2studioを起動します。
  2. .projectファイルのあるディレクトリより上位のディレクトリをワークスペースにしてください。
    今回は、C:\WorkSpace\GR-PEACH_blinky_e2studio_rz_a1h\GR-PEACH_blinky にプロジェクトファイルがあり 、 C:\WorkSpace\GR-PEACH_blinky_e2studio_rz_a1h をワークスペースとします。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-workspace.png
  3. Toolchain Integration ダイアログが出た場合、GCC ARM embedded を選択し「Register」を押してください。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-toolchain.png
  4. e2studioのウインドウが開いたあと、「go to workbench」をクリックしてください。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-top.png
  5. 「File」メニューの「import」を選択します。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-import01.png
  6. 「General 」→「Existing Projects into Workspace」を選択し、「Next>」を押します。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-import02.png
  7. 「Browse」を押します。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-import03.png
  8. そのまま「OK」を押します。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-import04.png
  9. 「Finish」を押します。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-import05.png

ビルド

Project Explorerでプロジェクトを選択し、ビルドアイコンをクリックします。
/media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-build.png

  例)"C:\Workspase"に"GR-PEACH_blinky"のワークスペースを作成すると、以下のようになります
    C:
    +-- Workspace
        +-- GR-PEACH_blinky_e2studio_rz_a1h
            +-- .metadata
            +-- GR-PEACH_blinky
                |   .cproject
                |   .gdbinit
                |   .hgignore
                |   .project
                |   exporter.yaml
                |   GettingStarted.htm
                |   GR-PEACH_blinky OpenOCD.launch
                |   main.cpp
                |   mbed.bld
                |   SoftPWM.lib
                +-- .hg
                +-- .settings
                +-- Debug ← ".bin"ファイルや".elf"ファイルはここに生成されます
                +-- mbed
                +-- SoftPWM


デバッグ方法

デバッグ

  1. USBケーブルをGR-PEACHに接続します
  2. ".bin"ファイルをmbedドライブにコピーします
  3. USBケーブルをGR-PEACHから抜き、再接続します
  4. デバッグするプロジェクトを選択します
  5. [実行]メニュー→[デバッグの構成]を選択します。
  6. [GDB OpenOCD Debugging]-[<プロジェクト名> OpenOCD]を選択します
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/e2studio-debug.png
  7. [デバッグ]ボタンを押します。
  • リセットするときは、以下のコマンドを入力してください。
monitor reset init


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