mbed FRDM KL25Z ゲッティングスターテッド

mbed FRDM KL25Z Getting Startedの日本語ページがなかったので、動かしながら訳してみた。

インターフェースファームウェアの更新

Freescale KL25Zの評価基板「FRDM-KL25Z」を買ってきた状態では、デバッガ部のファームウェアがmbedに対応していないので、ファームウェアを入れ替える必要がある。

1. 2つのUSBコネクタのあいだにあるボタン(リセットボタン)を押しながら、矢印のUSBコネクタ側を使ってPCと接続する。

http://mbed.org/media/uploads/chris/frdm_small.png

2. PCからFRDM-KL25Zボードが「BOOTLOADER」という名前で"リムーバブル記憶域があるデバイス"として見えるようになる。

http://mbed.org/media/uploads/chris/bootloader.png

3. 下のリンクからダウンロードできるインターフェースファームウェアファイルをこの「BOOTLOADER」というディスクにコピーする。

4. コピーが完了したら、一度USBケーブルを抜き、同じコネクタに挿し直す。PCから認識されると今度は「MBED」という名前でPCから見えるようになる。

http://mbed.org/media/uploads/chris/mbed-disk.png

ターゲットの登録

この状態で、mbedのコンパイラページを開いても、「FRDM-KL25Z」がターゲットデバイスに登録されておらず、選択できない。 以下の手順を踏むと、ターゲットが有効になり、「FRDM-KL25Z」がターゲットデバイスとして選択できるようになる。 (ターゲットデバイス名としては「Freescale KL25Z」と表示される)

1. 「MBED」ストレージを開くと、「mbed.htm」があるのでこれを開く。

http://mbed.org/media/uploads/dan/winxp-disk.png

  • すでにログインしている場合
  • ログインせずに開いた場合
    • 「Login or Signup」画面が開き、ログインするかサインアップをすると、「FRDM-KL25Z」がターゲットデバイスに登録される。

新規プログラムを作成してボードを動かしてみる

1. mbedページの画面右上にある「Compiler」をクリックして、コンパイラページを開く

2. 新規プログラムの作成

  • "My Programs"を右クリックして"New Program..."を選択

http://mbed.org/media/uploads/mbedofficial/new-project.png

  • 任意のプログラム名を入力して"OK"をクリック

以上で"My Programs"以下に作成したプログラムが表示される。 (下の例ではプログラム名を"test"とした場合)

http://mbed.org/media/uploads/mbedofficial/main2.png

3. デフォルトプログラムのソースコードを見てみる

test - main.cpp

#include "mbed.h"

DigitalOut myled(LED1);

int main() {
    while(1) {
        myled = 1;
        wait(0.2);
        myled = 0;
        wait(0.2);
    }
}

4. コンパイル&ダウンロードしてボードを動かしてみる

  • ツールバーにある「Compile」ボタンをクリックすると、プログラムがコンパイルされバイナリコードがダウンロード出来る
  • ダウンロードしたバイナリファイル(xxx.bin)を「MBED」ストレージにコピーすると、バイナリコードがKL25ZのFlashメモリにダウンロードされる
  • コピー完了後リセットボタンを押すと、ボード上の青色のLEDが点滅する

Useful Links

このNotebookの元ページ

FRDM-KL25Z用サンプルコードページ

mbed FRDM KL25Z 紹介ページ


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